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2007年9月11日 (火)

レナの奇蹟

一昨日、昨日はれお君(保護猫レナ)が飼い主さんの元へ帰ったことを一緒に喜んでくださって、ありがとうございました。

また多くの方のブログで、れお君が飼い主さんの元へ帰ったことをアップしてくださったようで、ありがとうございました。

本来なら皆さんのブログへお伺いして、お礼のコメントをすべきですが、この場を借りてお礼を申し上げる失礼をどうかお許しください。

そしてこの2日間、たくさんの方からアクセスしていただきました。

その数に驚くと共に、感謝しています。

(一昨日のアクセス数 1576、昨日 4741)

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今改めてれお君のことを思うと、本当に運の強い猫さんだったなと思います。

れお君の運の強さを象徴しているエピソードを今日はご紹介したいと思います。

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れお君がお家から出ていってしまった理由は、脱走でも、飼い主さんの手落ちということもなく、不慮の事故でした。

7月中旬にお家を出て、24日の午後、れお君は突然Mさんのお庭に現れました。

保護されたMさんによれば、すぐに抱っこができて、驚いたとおっしゃっていました。

普段からママに抱っこしてもらっていたのでしょうね。

抱っこが嫌いな猫さんだったら、まずここで保護することができなかったでしょう。

Mさんはワンちゃんを飼っていらっしゃる方ですが、お友だちと動物管理センターに収容されたワンちゃんを引き取り、里親さんを探すボランティア活動をされている方のようです。

れお君がMさんのお庭に行ったということが、まず運がよかったと思います。

れお君を保護されたMさんは、お友だちのAさんに相談をされました。

Aさんは私の家の前をワンちゃんのお散歩で時々通られることがあり、「ロシアンブルーなら、あそこのお家じゃないかしら?」と思われたようでした。

24日の夕方の6時30分頃、Mさんがれお君を抱っこしてお友だちとAさんの3人で我が家にいらっしゃいました。

Aさんから「お宅のルシちゃんでしょ?」と言われ、びっくりしました。

ルシアンは家にいるので、迷い猫だろうと言うことになり、4人で相談をしました。

その結果3人ともワンちゃんを飼っていらっしゃるので、保護をするのは難しいと思い、「うちで預かりますよ。明日、警察や保健所に連絡をすれば、ロシアンブルーなら届け出がすぐに出るだろうから、大丈夫ですよ。」ということでお預かりしました。

れお君が家にやってきたのが24日の6時30分だったというのも、実は運がよかったのです。

なぜなら私は21日から24日まで名古屋に行っており、24日の6時に帰宅したところだったのです。

私が不在であれば、主人一人で面倒を見るのは無理なので、お預かりできなかったと思います。

またMさんは1度も会ったことがない方ですし、Aさんもワンちゃんのお散歩で家の前を時々通られるだけの関係でしたので、その方々かられお君をお預かりすることになったのも今思えば、不思議なご縁でした。

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預かった日のれお君はガリガリにやせて、背骨がゴツゴツ見えていました。

他の猫と喧嘩をしたようで、頭にケガをし、耳が少し欠けていました。

猫は飲まず、食わずでもじっとしていれば10日くらいは生きられるという話を聞いたことがありますが、真夏に10日間ほど放浪していたのは辛かったでしょう。

今年の北海道の7月の降水量は例年の10%でした。

たぶん10日間ほど水も飲めなかったと思います。

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25日に警察、動物管理センター、保健所、市役所、近所の病院へ届けました。

病院は市内の病院へ一斉にFAXをしてくださったようです。

警察は広く情報を得るために最寄りの交番でなく、警察署に届けました。

「ロシアンブルーの迷子は珍しいですね。」と警察署では、おっしゃっていました。

その日の夕方、最寄りの交番から確認の電話がありました。

また「保護するのが大変ならこちらで預かります。」ともおっしゃってくださいました。

「飼い主さんが見つかるまで預かってもらえますか。」と聞くと、「1週間くらい、預かって、見つからなければ処分ということになります。」とのことだったのでお断りしました。

動物管理センターも「ロシアンブルーの迷子は珍しい。」とおっしゃっていました。

ここもまた「保護するのが大変ならこちらで預かります。」ともおっしゃってくださいましたが、たぶんここも1週間くらいで処分されてしまうと思い、お断りしました。

こんな会話をし、その時はすぐに飼い主さんが見つかるだろうと思っていました。

今回のことで勉強になったことですが、れお君の飼い主さんも実は警察や病院へ届けていらっしゃいました。

しかし「猫が見つかった。」という連絡はどちらにも来ていません。

どうしてこんなことになったのかはわかりませんが、「警察や病院へ届ければ見つかる。」ということではないことを今回のことで学習しました。

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さて、下痢が続いたので近所の病院へ通うことになったれお君ですが、病院が大嫌いで、病院へ入るなり「フー!」「シャー!」と怒り出し、治療中は看護師さんがバスタオルで包んで押さえても暴れ、注射の針が折れそうでした。

それでうちの7にゃおんがお世話になっている市外の病院へ連れて行くことにしました。

片道30分かかりますが、ドライブ中のれお君は甘えた声で鳴くので、おしゃべりをしながら楽しく通いました。

この病院は先生が3~4人いらっしゃるので、同時に3匹の治療が診療台で行われます。

れお君は暴れるので特別扱いで、個室に先生が3人来てくださり治療をしてくださることもありました。

また最初に通った近所の病院の先生から猫の扱いを教えてもらったことがある先生がいらして、電話でこれまでの治療、薬について聞いてくださいました。

他の病院と直接連携して治療をしていただけたことも本当に運がよかったと思います。

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下痢がようやく治ったかと思った頃に、今度は頭の傷を掻きむしって出血するということが起き、また通院をすることになりました。

見た目以上に傷が深く、頭から目にかけて膿がたまっているようでした。

「最悪、全身麻酔で切開手術をすることになるが、金曜日までは化膿止めで様子を見ましょう。」ということになり、薬の副作用でまた下痢が始まりました。

れお君は賢い猫さんなので、化膿止めの薬はご飯に混ぜても食べてくれましたが、整腸剤は食べません。

口に強引に入れようとすれば「ガオー!」と怒ります。

ということで、薬に頼らず下痢を治すために、ご飯の回数を4回にしました。

5時30分、10時30分、15時30分、20時30分に少量ずつ食べさせました。

フードもロイヤルカナンを中心にいろいろ混ぜて食べさせました。

私が仕事で出かけるときはご近所の方に、ご飯と遊び相手をお願いしました。

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そんなかいがあってか、傷が急によくなってきて、切開手術もしなくて済みました。

それからは日に日に元気になり、お肉もつき始めて男の子らしい体格になりました。

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しかし飼い主さんとはなかなか連絡が取れず、来週くらいに血液検査に連れて行き、うちで飼おうかと思っていたときに飼い主さんが見つかりました。

現実問題として、うちはみんな女の子なので、れお君とうまくやっていけるかという心配がありました。

現に、れお君が来てからルシアンが粗相をするようになり、病院へ連れて行くとストレスから腎臓の数値が上がっていると言われ、慌てて「腎臓サポート」という病院フードに切り替えました。

ですからこのタイミングで飼い主さんと出会えて、ほっといたしました。

皆さんにもいろいろとご心配いただきましたが、こんなふうに嬉しいご報告をさせていただけることになりました。

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れお君はお家に帰り、ママと1ヶ月ぶりに一緒に寝たそうです。

それを聞いてとても嬉しく思いました。

れお君はこれからは優しいママの元で幸せに暮らすことでしょう。

れお君のママからのコメントが昨日も入っていますので、ぜひお読みください。

また「猫パンチTV]のレナ社長からもお言葉をいただきましたので、ぜひご覧になってください。

長い話におつき合いくださいまして、どうもありがとうございました。

明日からは我が家の7にゃおんがまた登場します。

北海道は鮭やいくらやじゃがいものおいしい季節になりましたので、またおいしいものもご紹介いたします。

れお君騒動でずっとご紹介していなかった素敵なお宅のオープンガーデンも順次ご紹介しますので、これからも「猫だらけ」をどうぞよろしくお願いします。

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どうもありがとうございました。

初コメ、大歓迎です!

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コメント

はじめまして。れお君、本当によかったですね。
うちの猫も、突然行方不明になったときのことを思い出して泣けました。
うちの猫は交通事故に遭い、近所の交番に届けられ
動物管理センター送りになり、ギリギリで(大ケガで体力的にも、処分期限でも)
見つけ出すことができました。
あれから6年、元気にしてます。
返す返すも後悔するのは迷子札!!
あの時はたまたましてなかったのですー
完全室内猫でも、お外好き猫でも迷子札、必需ですね。

投稿: アヤコ | 2007年9月11日 (火) 15:33

遅くなりましたが、レナちゃんママに会えてよかったですね~!!ほっとしました~!!

記事を読んでいて警察はあてにならないんだなあ~と感じました。
1ヵ月半、猫だらけさんのお宅で過ごせてレナちゃんも幸せだったと思います。レナちゃんほんとに運良く猫だらけさんに会えたから、こうして元気になってママの元に帰れたんですものね!(運命的な出会いでしたね)
もし、警察とか保護センターに行ってたら・・・とおもうと怖いです。
でもようやくなれて来ておうちに迎えようとしてたから、レナ(れお)くん、いなくなると寂しいですよね。パパさんも寂しいんですね。
ルシちゃんは大丈夫ですか?女の園に男の子がきたことに驚いていたのかな?
ルシちゃんもはやく良くなるといいですね。
猫だらけさん、これからも7にゃおんちゃんたちの様子楽しみにしてます。

投稿: mommo | 2007年9月11日 (火) 15:44

こんにちは。
レナ(れお)くん、本当によかったね!!
きっと(れお)くんも「猫だらけ」さんのお世話になったこと忘れないで、また1人で遊びに来てくれるかもしれませんね。

投稿: africanviolet | 2007年9月11日 (火) 16:43

動物病院はやはりグループ関係があり、連絡網はそのグループ関係で終わってしまうことが多く、全ての動物病院に連絡が行く訳では無いんです。
そのグループに入っていない動物病院だと、連絡が来ないですね。

また警察も、所轄が違うと連絡が行かないみたいです。
特に生き物の場合は、落し物センターみたいな1箇所には集められ無いので、届出を出していても所轄が違うと、連絡が行かないみたいです。

レオ君、この辺がちょっと運が悪かったかな。

でも、最後には飼い主さんが見つかって、本当に良かったです。

投稿: チェルシーの実家 | 2007年9月11日 (火) 17:33

れお君、良かったニャ。いつまでも飼い主さんとこで幸せにニャ。

投稿: 内部正明 | 2007年9月11日 (火) 18:22

どうして飼い主さんは 警察や管理センターに届けを
出さなかったんだろうと 不思議に思っていました
出されていたんですね ・・なのに ダメじゃん!

投稿: てんてん母 | 2007年9月11日 (火) 18:37

皆様の愛情を感じることができてほっこり気分になりました。
(*^-^)ニコ

投稿: 凪々@帰宅途中 | 2007年9月11日 (火) 20:59

こんにちは

今日は絵のスクールに行き、先生にレナくんのママが見つかりましたと報告し良かったね〜と二人で祝杯(コーヒー)をあげました。動物好きの先生は私同様ずっと心配してくれてたんです♪
先生の住んでいた州では首輪に獣医の登録番号を刻印してあり、迷子のペットを見つけたらそこに連絡し飼い主を探し出す事が出来るそうです。
私も今回の事もあり、いつ大地震が起きるかもしれないので、息子達にチップを埋め込む事を前向きに検討しようかと思います。

投稿: 溺愛猫的女人 | 2007年9月12日 (水) 00:03

☆ アヤコさんへ

はじめまして。
温かいコメントをありがとうございました。
アヤコさんのおうちの猫ちゃんも大変な経験をしたのですね。
ギリギリのところでお家に帰れて本当によかったですね。
迷子札はいいアイデアですよね。
うちはみんな首輪を嫌がるので、外に出ないように気をつけたいと思います。


☆  mommo さんへ

長い間一緒に心配してくださって、ありがとうございました。
おかげさまでれお君は無事にお家に帰って行きました。
警察の件はいい勉強になりました。
届けたからと言って必ず見つかるわけでもないんですね。
れお君が帰ったら、また7にゃおんが甘えています。
ルシアンもよく「抱っこして~。」とやってくるようになりました。
ご心配ありがとうございました。

投稿: 「猫だらけ」の家主 | 2007年9月12日 (水) 08:50

☆ africanvioletさんへ

ありがとうございます。
おかげさまでれお君は無事にお家に帰って行きました。
帰ってからはママと一緒に寝ているようです。
またいつかれお君に会えたら、嬉しいですね。


☆ チェルシーの実家 様へ

ご心配ありがとうございました。
病院へのFAXは「迷い犬、猫」の一覧表で、情報が入ると新たなFAXが入りますが、見つかっていない犬、猫情報はずっと残っている形式になってました。
保護猫情報はめったにないので、すぐに見つかると思っていましたが、飼い主さんが行かれた病院の先生はご覧になっていなかったようです。
FAXが届いたからといって必ず見ているということではないことを学びました。
私も複数の病院へ聞きに行くべきだったと反省しています。
警察の件は飼い主さんに再度確認をしてみたら、なんと取り扱ってくれたのは同じ警察署、同じ交番、人物の特徴から見て同じ警察官のようでした。
飼い主さんが届けたのが7月12日か13日。
私が届けたのが7月25日でした。
警察へも週に1回くらい確認をすればよかったと今は思っています。

今回の経験でいろいろ勉強になりました。

投稿: 「猫だらけ」の家主 | 2007年9月12日 (水) 09:03

☆ 内部さんへ

心配してくださって、ありがとうございました。
おかげさまでれお君は無事にお家に帰って行きました。


☆ てんてん母さんへ

私も同じように思っていましたが、届けてあったとは・・。
飼い主さんに確認をしたら、なんと取り扱ってくれたのは同じ警察署、同じ交番、人物の特徴から見て同じ警察官のようでした。
飼い主さんが届けたのが7月12日か13日。
私が届けたのが7月25日でした。
警察へも週に1回くらい確認をすればよかったと今は思っています。
今回のことで、いろいろ勉強になりました。


☆ 凪々さんへ

おかげさまで無事にれお君はお家に帰っていきました。
ご心配、ありがとうございました。


☆  溺愛猫的女人さんへ

スクールの先生と一緒に喜んでくださり、ありがとうございます。
れおくんはママに甘えているそうです。

チップを検討中ですか。
うちは首輪嫌いばかりなので、脱走させないように気をつけていますが、災害や不慮の場合は心配です。

投稿: 「猫だらけ」の家主 | 2007年9月12日 (水) 09:10

家主さん、こんにちわ!
我が家も感動の嵐でした!!
オットが、れお君が保護されたときからずうっと
れお君の行く末を気にしておりました。
飼い主さんが見つかったことに大感動!
ブログをやっていて、本当によかった!と感動まかせに
れお君のことをブログにアップしました(笑)。
ルシちゃんの写真も使わせていただきました。
事後承諾になりました。すみません!

2~3日留守にしますので、帰りましたらまた訪問させて
いただきますね。

投稿: ブルーアトラス | 2007年9月12日 (水) 11:16

☆ ブルーアトラスさんへ

長い間れお君の飼い主さん探しの記事をアップしてくださって、ありがとうございました。
ご主人も心配してくださっていたのですね。
おかげさまでれお君はお家帰って行きましたので、よろしくお伝えください。
ルシアンもまた膝で甘えるようになりました。

今日もお出かけ前の早朝にれお君の記事をアップしてくださり、ありがとうございました。

投稿: 「猫だらけ」の家主 | 2007年9月12日 (水) 20:18

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